開幕戦をなんとか勝利して迎えたホーム開幕戦、相手は難敵ペイトリオッツです。ペイトリオッツはブレイディが去ったことで、かつての常勝チームではなくなり開幕戦はドルフィンズに敗れています。
 ここは快勝して開幕2連勝と行きたいところでしたが、試合は懸念されていたO#が中々進まず14-17で敗戦となりました。負けた試合の記事を書くのは全く気が進まないです。。。

<1Q>
 ペイトリオッツのキックオフで始まります。スティーラーズ最初の攻撃はあっさりパントで終了。そして折り返しのペイトリオッツの攻撃、FGにより0-3とペイトリオッツが先制。その後は互いにインターセプトで攻め手を欠きつつ0-3で1Qは終了。

<2Q> 
 スティーラーズは1Q終盤に奪ったインターセプトから、36ydFGにより3-3の同点に追いつきます。その後は互いにパントを蹴りあってペイトリオッツの攻撃、残り約3分からうまく時間を使いつつ最後はQBマック・ジョーンズからWRネルソン・アゴローへ44ydのTDパスが通ります。CBウェザースプーンも最後まで競り合っていたのですが、球際で負けてしまいTDパスとなってしまいました。キックも決まり、3-10で前半を折り返します。

<3Q>
 ペイトリオッツの攻撃から始まりますが、ここは52ydのFG失敗で終了。自陣42ydの好位置からスタートのスティーラーズO#はやはり中々進まずFG止まり。6-10とします。続くペイトリオッツの攻撃、QBジョーンズにプレッシャーがかかり左に流れながら投じたパスは、CBキャメロン・サットンの正面低めに来ますが、サットンはキャッチできず。地面にヘルメットを付けて悔しがっていました。これを捕れていればこの後の悲劇はありませんでした。次のプレーはとめ結局パントに抑え込みますが、なんとリターナーのオルシェスキーがパントをマフッてしまいました あぁ、サットンがINTしていれば。。。そして反則もありPIT陣10ydから始まったペイトリオッツの攻撃は、RBダミエン・ハリスがランでエンドゾーンに持ち込み6-17となります。

<4Q>
 3QにTDを取られた後のスティーラーズの攻撃は、先ほどマフッたWRオルシェスキーがミスを取り返さんばかりのランを見せたり、RBナジー・ハリスがさすがの身体能力を見せるランアフターキャッチを見せるなどして進み、4Q最初のプレーでTEフライアームスへ8ydのTDパスを通してドライブを完結させます。さらにTD後には2ポイントを狙い、QBトゥルビスキーからエースWRジョンソンへピンポイントのパスが通ります。ジョンソンはさすがのキャッチです。これで14-17とFG一本差まで追い上げます。しかし反撃はここまで。TD後に2回あったO#は2回ともパントに終わり、最後はペイトリオッツに6分以上のドライブを許してタイムアップ。14-17で敗北です。

<総括>
 3Qにオルシェスキーがパントをマフッて、TDにつながれてしまったのが痛かったです。しかし、4Q開始早々に1FG差として、追いつく機会は十分あったと思います。やはりこの試合の敗因は効率の悪いパスO#にあると思います。
スティーラーズペイトリオッツ
パス 成功/試投21/3321/35
パス獲得ヤード168252
1stダウン1618
3rdダウン8/159/17

 表のとおり、パスの回数や成功数、1stダウン獲得数や3rdダウン成功率などはほとんど変わりませんが獲得ヤード数はペイトリオッツが1.5倍多くなっています。スティーラーズのパスO#は成功しても5yd未満のゲインのものが多く、パス成功数の割にヤードが稼げていません。この試合での最長パスも22ヤードとなっています。QBトゥルビスキーはベアーズ時代からショートパスを多用する傾向が強かったですが、スティーラーズでもその傾向は続いているようです。ここはなんとか改善してほしいです。また、思っていたよりもトゥルビスキーが動けていないと感じます。もう少しRPOやデザインしたQBランなど入れてもよいのではとも思います。
 また、D#は頑張っていたと思います。FSフィッツパトリックはこの試合でもINTを決めました。ただ、T.J.ワットを失ったパスラッシュはもう一歩頑張ってほしいです。プレッシャーはかけられていますが、QBサックまであと一歩届かないです。この一歩にワットの存在の大きさを感じます。

 今週は負けてしまいましたが、不幸中の幸いとしてAFC北はそろって敗北となりました。特にレイブンズは3Q終了時点で35-14と21点リードしていながら、4Qだけで28点奪われ38-42と大逆転での敗北となっています。また、世間では地区本命と言われていたベンガルズは開幕2連敗と出遅れ、早くも混戦模様のAFC北地区、今後も楽しみです。
 week3はサーズデーナイトゲームでブラウンズとの同地区対決となります。今回の相手QBはオフに獲得したワトソンが出場停止のため、ブリセットとなります。week18ではワトソンが出てきて強敵となると考えられるため、ここで叩いておきたい相手です。頑張れスティーラーズ! 
 ピケンズ、2Q最後のキャッチは素晴らしかったぞ、もっとやれるはずだ!!